細菌とウイルス
細菌 : 溶連菌、ブドウ球菌、肺炎球菌、Hib菌、大腸菌、カンピロバクター等の細菌(バクテリア)による感染症がよくみられます。
ウイルス : ライノ(鼻風邪)ウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ノロウイルス等がポピュラーです。
細菌は自分自身で増殖できますが、ウイルスは増殖するための装置を持たないので感染した相手の細胞の装置を利用して増えていきます。
抗生物質は細菌には効果がありますが、ウイルスにはありません。抗ウイルス剤は早期に使えば効果的ですが、インフルエンザ、水痘・帯状疱疹以外は肝炎、HIV感染症等を除いて有効なものはありません。